課題名 | キウイフルーツ果実軟腐病発病防止を考慮した追熟及び長期貯蔵法の確立(224) |
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課題番号 | 1994001414 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試) |
研究分担 |
安芸津・病害研 |
研究期間 | 完H02~H05 |
年度 | 1994 |
摘要 | キウイフルーツ果実を収穫後5℃で貯蔵し、追熟剤(甘熟パック、白石カルシウム社製)を用いて15℃で追熟したところ、果実軟腐病の発生は貯蔵期間の長短にかかわらずエチレン処理区や無処理区に比べて著しく少なくなった。しかし、20℃の追熟では追熟の促進はみられたが、発病抑制効果は認められなかった。また、薬剤防除により作出した病原菌潜在率の低い果実を1年間貯蔵後、甘熟パックを用いて追熟したところ本病の発生は極めて少なかった。以上より、本病は薬剤防除や耕種的防除による感染防止対策と追熟剤(甘熟パック)を用いた15℃での追熟により効率的に発病が抑えられることが明らかになった。成果は「特定農産物緊急技術開発事業」の研究成果として公表される。 |
カテゴリ | 病害虫 キウイフルーツ 長期保存・貯蔵 防除 薬剤 |