課題名 | カンキツそうか病菌のベンゾイミダゾール耐性検定(241) |
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課題番号 | 1994001432 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試) |
研究分担 |
興津・病害研 |
研究期間 | 完H04~H05 |
年度 | 1994 |
摘要 | 愛媛、大分、宮崎県下の9ほ場から59菌株を分離し、ベンゾイミダゾール耐性検定を行ったところ、弱、中等度及び強耐性菌が高率に存在することが明らかとなった。実用散布濃度のベノミル剤(250ppm)の防除効果を接種試験で調べた結果、中等度及び強耐性菌に対しては無散布と同等の発病が見られ全く効果がなかったが、弱耐性菌に対しては感性菌より若干効果が低い程度であった。他の防除剤であるジチアノン及びフルアジナム剤はすべての耐性菌に対して高い防除効果を示した。一方、中等度及び弱耐性菌はジエトフェンカブル剤に複合耐性を示すことが示唆された。本成果は、現在日本植物病理学会誌に投稿中である。 |
カテゴリ | 病害虫 かぶ 耐性菌 防除 薬剤 その他のかんきつ |