ミドリヒメヨコバイの加害時期によるカンキツ果実の被害の発現とその防除(262)

課題名 ミドリヒメヨコバイの加害時期によるカンキツ果実の被害の発現とその防除(262)
課題番号 1994001450
研究機関名 果樹試験場(果樹試)
研究分担 興津・虫害研
研究期間 完S63~H05
年度 1994
摘要 カンキツを加害するヒメヨコバイ類は飛来した成虫だけがカンキツを加害すると考えられてきたが、ミドリヒメヨコバイの1種、Empoasca sp.では幼虫もカンキツの新葉を加害することが今回明らかになった。成虫が飛来する9月下旬から10月の果実では本種の生存率は比較的高く被害が発生しやすいが、11~12月の果実では一部の品種で生存日数が短くなり、被害が発生し難くなる。このことから被害は加害時期や品種により異なることが判明した。一方、本種の幼虫は多くのカンキツ品種の新葉で発育できるが、幼虫の新葉上での生存率の高い品種が必ずしも成虫の生存日数の長い(被害の生じやすい)品種とは限らなかった。防除対策として、飛来が見られた時期から果実の着色が進むまでの間に残効性のある薬剤を散布する方法が有効と考えられる。今後は野外での果実の着色程度と被害との関係を明らかにする必要があるが、一応の成果が得られたのでこの課題を終了する。
カテゴリ 病害虫 害虫 抵抗性 品種 防除 薬剤 その他のかんきつ

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