課題名 | リンゴのフレーバー特性の解明と加工品の品質改善(284) |
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課題番号 | 1994001468 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試) |
研究分担 |
育種・加工適性研 |
研究期間 | 完H01~H05 |
年度 | 1994 |
摘要 | リンゴ果実のフレーバーの分析方法を確立し、国産リンゴ果汁の消費拡大のために求められる品種の選定や加工法の改善についての知見を得た。主要栽培品種について、各香気成分のオーダーユニット値から匂い強度を求め、品種ごとに特徴的な香りを示す成分を同定した。リンゴ果汁製造における搾汁工程の改善として、常法のアスコルビン酸の添加にかえて窒素気流下で搾汁した果汁の香り立ちが優れていることを明らかにした。なお、緊急の課題として台風による落下被害果実の果汁品質を調査し、落下時の果実の熟度により香気成分の含量や組成に著しい差が認められることを明らかにした。 |
カテゴリ | 加工 加工適性 消費拡大 評価法 品種 りんご |