| 課題名 |
導入野菜の開花制御に関する研究(53) |
| 課題番号 |
1994004062 |
| 研究機関名 |
国際農林水産業研究センター(国研センタ)
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| 研究分担 |
沖縄・作物栽培研
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| 研究期間 |
完H03~H05 |
| 年度 |
1994 |
| 摘要 |
亜熱帯では、熱帯からの導入作物の花芽分化の短日性が、また温帯からの導入作物では花芽分化の低温要求性が、開花の遅延による収量の減少や周年供給の困難さなど、栽培面の問題を引き起こしている。低温、短日、植物体内の低チッソ条件下で花芽分化が促進されるイチゴでは、花芽分化の直前にクラウン内の遊離アミノサン含量が急激に増加することを報告した。そこで、高温による花芽分化が問題となる亜熱帯のイチゴ栽培について、アルギニン及びアミノ酸を含む植物調節剤が、花芽分化に及ぼす影響を検討した。通常は花芽分化しない温度27℃の空調ガラス室内(対照区)で、チッソ肥料を十分に与えて育苗したイチゴ““とよのか””に、7月29日と8月5日にアルギニン0.02・0.1・0.5%とHNB-1の500倍とA2号をそれぞれ株当たり5cc葉面散布処理し、8月27日に解剖顕微鏡で5株の花芽分化の程度を調査した。対照区及びA2処理区では花芽分化は認められなかった。アルギニン0.5%処理区では5株の内3株が、アルギニン0.1と0.02%、HNB-1処理区では5株の内1株の花芽分化が認められた。以上のように、アルギニン0.5%の葉面散布によりイチゴの花芽分化が促進される傾向のあることが分かった。これらの成果は、今後当センターの成果及び学会、関連雑誌に発表の予定である。
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| カテゴリ |
肥料
亜熱帯
育苗
いちご
栽培技術
低温要求性
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