課題名 | マルチによる地温上昇抑制効果について(59) |
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課題番号 | 1994004065 |
研究機関名 |
国際農林水産業研究センター(国研センタ) |
研究分担 |
沖縄・作物栽培研 |
研究期間 | 継H05~H07 |
年度 | 1994 |
摘要 | 亜熱帯地域における夏期の野菜栽培は高気温や高地温のためにむつかしい。そこで通気性のマルチ資材を用いて夏期の地温を下げる方法を検討した。通気性のマルチ資材には木質系2資材と石油系1資材を用いた。木質系資材は、栽培後ほ場に打ち込めば腐敗するが石油系はほ場外に撤去しなければならない。マルチ時の作業性は、石油系資材は数年使用できるため非常に作業しやすいが、木質系の2資材は破れるため気をつけて作業しなければならない。地温の上昇抑制効果は、露地に比較して石油系で約4℃、木質系で1.5℃低下し、供試したキャベツの生育は、露地では停止状態であったがマルチ区は生育した。 |
カテゴリ | 亜熱帯 キャベツ 栽培技術 野菜栽培 |