課題名 | インドネシア田畑輪換作における畑作付体系 |
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課題番号 | 1994004068 |
研究機関名 |
国際農林水産業研究センター(国研センタ) |
研究分担 |
生産利用(部長) |
研究期間 | 単H05~H05 |
年度 | 1994 |
摘要 | インドネシアのジャワ島、マドウラ島、およびバリ島において、連作障害や地力維持の視点から作付体系の特徴とその成立要因等を調査した。同地域では、水分供給能によって時系列的な作物配置が決定され、水稲を機軸として、耐干性の強弱によってだいず、らっかせい、とうもろこし等が組み合わされ短期輪作を形成している。このことは、土壌病害虫の発生を抑制する反面、広域的には宿主作物の常在化による飛来性害虫の増殖助長の可能性も考えられた。また、畑作地帯では、間混作・周囲作等が広く行われているが、広い面積を占める主作物と空いている土地を利用して栽培される副作物とが比較的明瞭な形態で存在し、自家消費作物・種子の確保や価格変動に対する危険分散の色彩が強いものと判断された。 |
カテゴリ | 害虫 栽培技術 水稲 大豆 とうもろこし らっかせい 輪作 連作障害 |