野菜の耐暑性メカニズムの解明(58)

課題名 野菜の耐暑性メカニズムの解明(58)
課題番号 1994004148
研究機関名 国際農林水産業研究センター(国研センタ)
研究分担 沖縄・作物栽培研
研究期間 完H04~H05
年度 1994
摘要 気孔の開度は水ストレスと関連して耐暑性にも影響を与える。いくつかの野菜について、気孔と体内水分との温度反応について検討した。供試した作物は、エンドウ、ソラマメ、キャベツ、トマト、インゲン、ヒユナを昼温20℃夜温15℃他は25℃の自然光型人口気象室で栽培した。測定時の温度は15、20、25、30、35℃、明期は12時間。気孔拡散伝導度は、キャベツ、エンドウ、ソラマメ、インゲン、トマトとも15℃から35℃の範囲では温度の上昇と共に大きくなったが、ヒユナは30℃までは変化がなく30℃を越えると大きくなった。水ポテンシャルは、暗期から明期になると低下し暗期になると再び上昇した。圧ポテンシャルも明期に低く暗期に高くなった。水及び圧ポテンシャルトも、明期30℃と25℃及び暗期25℃と20℃では温度の高い方が低くなった。浸透ポテンシャルは、明期と暗期それぞれ温度の差が認められなかった。キャベツの水と圧ポテンシャルは、温度の上昇と共にわずかに低下する傾向が認められた。ソラマメ、インゲン、エンドウ、トマト、ヒユナとも、水・圧・浸透ポテンシャルは温度に対して一定の傾向を示さず、水・浸透ポテンシャルには種間差が認められた。制御環境下の条件では、温度の上昇と共に気孔が開くが、水・圧ポテンシャルには大きな変化のないことが明らかとなった。この成果は、当センターの成果及び学会、関連雑誌に発表の予定。
カテゴリ キャベツ そらまめ 耐暑性 トマト

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