課題名 | 豆類の遺伝資源の収集・保存と特性解明(10) |
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課題番号 | 1994000009 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
作物開発・豆類育種研(畑作育種班) |
研究期間 | 継S62~H10 |
年度 | 1994 |
摘要 | アルセリンは、インゲンマメを食害するマメゾウムシ抵抗性に関与する種子蛋白質であり、メキシコ収集のインゲンマメ野生種にのみ見出され1~5までの5型が報告されている。今回、これらと異なる変異を見出し、アルセリンー6と命名した。大豆11S蛋白質のグループIサブユニット(A1aB2、A1bB1b、A2B1a)及びA4A5B3サブユニットを欠失する変異大豆と新たに見出されたA3B4を欠失する野生大豆(ツルマメ)の交雑F2種子の分析により、グループI、A4A5B3、A3B4サブユニットの各欠失性が独立遺伝し、これらの遺伝子を2重、3重に欠くF2種子がほぼ理論頻度で出現することを示した。 |
カテゴリ | 育種 遺伝資源 いんげんまめ 大豆 抵抗性 |