課題名 | 草地への強害新帰化雑草の侵入・定着・拡散機構の解明(55) |
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課題番号 | 1994001045 |
研究機関名 |
草地試験場(草地試) |
研究分担 |
放牧利用・草地管理研 |
研究期間 | 継H05~H08 |
年度 | 1994 |
摘要 | 栃木県北部の7つの公共牧場(一部福島県)において帰化雑草の侵入状況を調査した結果、すべての牧場において帰化雑草の侵入が認められた。最近問題になっている帰化雑草のうちシラゲガヤは3牧場で広範囲に渡って生育しており、また5牧場で侵入がみられた。16種の雑草種子(一部果実)をフィステルをつけた牛の第1胃に1~3日間入れた後、発芽率を調査した。その結果、3日間滞留させてもほとんどの種子は無処理の種子と同定度かそれ以上の発芽率を示し、明らかに発芽率が低下したのは、アメリカオニアザミ、アメリカセンダングサ及びイチビの3種だけであった。また、アメリカイヌホオズキ等では果実が消化されて種子の発芽率は人為的にとりだしたものより向上したが、ワルナスビでは果実が消化されずそのままでは種子は発芽しなかった。 |
カテゴリ | 病害虫 管理技術 雑草 なす ほおずき |