課題名 | 強害帰化植物の侵入・定着・拡散機構の解明と動向予測(111) |
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課題番号 | 1994001110 |
研究機関名 |
草地試験場(草地試) |
研究分担 |
生産利用・栽培生理研 |
研究期間 | 継H05~H08 |
年度 | 1994 |
摘要 | 伝播経路として疑われている輸入穀物においては、いずれの原料、原産地を問わず、わずかな量の調査サンプルにかなりの雑草種子が見いだされ、これらの混入種子は発芽することが確認された。既知の帰化植物種子の形状との比較で同定できるものは少なく、未知の雑草がかなり混入しているものと推定された。輸入牧草種子への混入雑草種子は、輸入飼料に比較すれば混入率は低いが、危険性がないとは言えない状況である。乳牛の第一胃内の滞留は、雑草の発芽に種々の影響を与えることが判明した。一方、チェックリストの作成のため、雑草名のリストアップとデータベース化を行うとともに、個体及び種子を中心に主要外来雑草の識別写真を収集し、畜産技術協会の出版協力を得て、「写真でみる外来雑草」を作製した。 |
カテゴリ | 病害虫 管理技術 くり 雑草 飼料作物 データベース 低コスト 乳牛 |