課題名 | ソルガム麦角病の発生生態の解明とその防除技術の開発(126) |
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課題番号 | 1994001127 |
研究機関名 |
草地試験場(草地試) |
研究分担 |
環境・作物病害研 |
研究期間 | 継H03~H07 |
年度 | 1994 |
摘要 | 最近発生が増加しているClaiceps sp.による麦角病について、ソルガム品種・系統の抵抗性検定を温室及び圃場で行った。開花時の分生子噴霧接種による温室検定の結果、供試した親系統は概ね弱く、19系統中16系統で全種子の5割以上が麦角化した。しかし、BJ12及びロゾクでは麦角化率は9~10%であった。市販品種でも供試8品種中、K-70及びGreen Sorgoは麦角化率が10%以下であった。圃場では罹病性系統をスプレッダーとして接種試験を行った結果、すべての品種・系統が発病し、麦角を形成した。しかし、親系統ではロゾク、BJ12、赤色在来種、M90394が、市販品種ではP956、K-70、Green Sorgo、Growers 30Fが低い罹病度および麦角形成穂率を示した。温室及び圃場検定の結果はほぼ一致しており、これらの品種・系統は麦角形成に対する抵抗性を持つと考えられた。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 管理技術 ソルガム 抵抗性 抵抗性検定 品種 防除 |