課題名 | 真菌の分類・同定(18) |
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課題番号 | 1994000570 |
研究機関名 |
農業環境技術研究所(農環研) |
研究分担 |
環境生物・特性分類研 |
研究期間 | 継H02~H06 |
年度 | 1994 |
摘要 | 5年度は輸送・加工中の農産物を加害する真菌を重点的に調査した。リョクトウもやしの製造過程で発生する通称「だんご」と称される腐敗症状から真菌を分離し、それら分離株の胞子懸濁液をリョクトウ子実に散布してもやしを製造し、その際に自然発生と同様の症状を再現する原因菌を確定し、それの培養的性質、胞子・菌糸等の菌学的性質を調査検討して、Absidia corymbiferaと同定した。千葉県・鹿児島県産のビワ果実に腐敗症状を引き起こす原因菌として新たにColletotrichum acutatumを同定した。病名はビワ炭そ病とし、従来からの病原菌C. gloeosporioidesに追加する。 |
カテゴリ | 加工 びわ もやし 輸送 |