課題名 | Hoplolaimidae科線虫の分類(20) |
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課題番号 | 1994000572 |
研究機関名 |
農業環境技術研究所(農環研) |
研究分担 |
環境生物・線・動物研 |
研究期間 | 継H04~H07 |
年度 | 1994 |
摘要 | 沖縄県石垣市のサトウキビ、パイナップル、キマメ等の根圏土壌から検出されたHoplolaimus属線虫は、体長、口針長、食道線の核数、雄が検出されないことなどから、マダガスカルから記載され、沖縄県からも既に記録のあるH.seinhorstiと確認した。本種は、熱帯域に広く分布し、種内変異が大きく、沖縄産の標本の計測値等形態的特徴は、唇部体環数等で原記載と一部異なる点が見られるが、種内変異に含まれるものと判断される。海外ではササゲ、ワタ等に被害を与えることが知られているが、沖縄における作物の被害は不明である。また、インドネシアにおいて畑作物を中心とした本科線虫の調査を行った。 |
カテゴリ | ささげ さとうきび パイナップル わた |