課題名 | 昆虫における外来性化学物質代謝系の制御機構 |
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課題番号 | 1994000614 |
研究機関名 |
農業環境技術研究所(農環研) |
研究分担 |
資材動態・殺虫動態研 |
研究期間 | 新H06~H09 |
年度 | 1994 |
摘要 | 稲作害虫ニカメイガの細胞質上清中から見いだされた有機リン殺虫剤の一つであるフェニトロオクソンと瞬時に結合してこれを無毒化する薬物結合性蛋白質(フェニトロオクソン結合性蛋白質と呼ぶ)の機能とその活性発現を制御している機構の解明を目的とする。6年度は、フェニトロオクソン結合性蛋白質の精製を行い、7~9年度に、この蛋白質の活性発現を制御する新技術の開発を行う。これらの知見は、ニカメイガをはじめとする殺虫剤抵抗性農業害虫に対する有効な防除資材の開発、フェニロトオクソン結合性蛋白質をクローニングした大腸菌等の利用による環境中(河川や土壌)からの農薬除去技術の開発等に貢献することが期待される。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 抵抗性 ニカメイガ 農薬 防除 |