課題名 | 植物ストレス情報センシング手法の開発(162) |
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課題番号 | 1994000706 |
研究機関名 |
農業環境技術研究所(農環研) |
研究分担 |
環境管理・生物情報研 |
研究期間 | 延H01~H06 |
年度 | 1994 |
摘要 | 植物の水利用・環境ストレス動態を非破壊非接触で計測・診断するため、反射スペクトルと放射測温の同時データを用いることによって植被からの1日当りのポテンシャルな蒸散量、実際の蒸散量ならびにストレス状況を遠隔的に評価する新手法を考案した。本手法はバイオマスの変動およびストレス程度を同時に反映することができる。考案したモデルにより算出した個体群のポテンシャルな蒸散量および実蒸散量は、ライシメータによって実測された牧草からの蒸散量の動き、ならびに、自然草地における渦相関法によって実測された1シーズンの蒸散量の変動のいずれとも密接な関係にあることが確かめられ、簡易で普遍的な評価法である可能性が示された。なお、5年度の解析過程で、本手法をもう一歩進めることによって、より簡易な機構モデルを作成できる見通しが出てきたため、一年間延長してアイデアの実験的検証を行う。 |
カテゴリ | 管理技術 センシング 評価法 |