課題名 | 耕地からの窒素、りん発生低減技術の開発(209) |
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課題番号 | 1994000752 |
研究機関名 |
農業環境技術研究所(農環研) |
研究分担 |
環境資源・水質保全研 |
研究期間 | 完H02~H05 |
年度 | 1994 |
摘要 | 肥料成分の溶脱防止技術を開発するため、農環研・畑圃場を使用して、夏作としてトウモロコシ、ナス、オクラ、冬作として白菜を栽培し、肥料の種類および施用量、マルチの有無が窒素の流出にどのように影響するかを4年間調査した。マルチ栽培は、収穫直後までの窒素溶脱を半減ないしそれ以上に低減出来るが、地下水位が地表面にまで上昇するような降雨があると溶脱量は急増すること、高畦(40cm)マルチ栽培は、降雨強度50mm/日までは畦間に湛水することもなく、この条件では畦高の違いによる溶脱量の差が小さいこと、及び降雨強度100mm/日前後の後には、畦高10cmのマルチに対して作土層硝酸イオン量の約1~3割の溶脱量の低減が可能であることを明らかにした。 |
カテゴリ | 肥料 オクラ 管理技術 とうもろこし なす |