反芻家畜の成長期におけるペプチド代謝に関する研究(61)

課題名 反芻家畜の成長期におけるペプチド代謝に関する研究(61)
課題番号 1994000880
研究機関名 畜産試験場(畜試)
研究分担 生理・生理2研
研究期間 継H04~H07
年度 1994
摘要 成長中めん羊を用いて、ペプチド態アミノ酸(PAA)の消化管からの吸収量及び肝臓における代謝量を測定した。血漿中のPAA濃度は対応する遊離アミノ酸(FAA)濃度よりも全般的に低い傾向にあること、更にFAA濃度には日内変動が認められるが、PAA濃度はほとんど変動しないことが判明した。PAAで消化管からの有意な正味の吸収が観察されたのはグリシンのみであり、その量も遊離グリシンの1/4程度と少ないため、栄養的に重要な量のPAAの消化管からの吸収はないと考えられた。一方、肝臓からは多量のペプチド態グリシンの正味の放出が観察された。これは肝臓で正味の取込みが見られる遊離グリシンの代謝とは全く逆の現象であり、肝臓のグリシン代謝におけるPAAの何らかの関与を示唆するものと考えられた。
カテゴリ 羊

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