昆虫の行動発現における脳・神経機構の解析

課題名 昆虫の行動発現における脳・神経機構の解析
課題番号 1994003459
研究機関名 蚕糸・昆虫農業技術研究所(蚕糸昆虫研)
研究分担 生体情報・神経生理研
研究期間 単H05~H05
年度 1994
摘要 昆虫の行動発現における脳・神経機構を神経生物学的に解明するのが目的である。雌の性フェロモンに応答する雄カイコガの前大脳下行性ニューロンの細胞体は、脳内の分布領域によって左右対象に3グループ(I、II、III)に分類できた。グループIは約3個の細胞体が中大脳の内側部にあった。またIIは、10個以上の細胞体が前大脳のキノコ体アルファ葉近傍にあり、同側の腹髄神経索を下行していた。さらにIIIは、キノコ体の傘の腹側部に存在し、同側または反対側の腹部神経索を下行していた。同側腹部神経索内の異なる下行性ニューロン間、さらに左右の腹髄神経索間でフリップフロップ状態が相反する2種類の応答が同時記録された。一方の活動は同側の頚部の運動ニューロンの活動と同調していた。これらから、雄カイコガが性フェロモンによって雌に定位するときに示すジグザグ行動の発現の神経機構が明らかになった。
カテゴリ カイコ 性フェロモン

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