| 課題名 |
植物・昆虫間の情報伝達機構の解明(58) |
| 課題番号 |
1994003470 |
| 研究機関名 |
蚕糸・昆虫農業技術研究所(蚕糸昆虫研)
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| 研究分担 |
生体情報・選択情報研
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| 研究期間 |
完H01~H05 |
| 年度 |
1994 |
| 摘要 |
昆虫の寄主選択に関与する植物について、生体中の活性物質を構造決定するとともにその摂食行動への影響を調べることにより、植物・昆虫間の情報伝達機構の解明を進めた。摂食性変異蚕(広食性蚕:沢J及びあさぎり)と正常蚕(日137号×支146号)で味覚受容器の神経応答を比較したところ、前者ではR受容細胞(苦味物質受容細胞)の感受性が消失していた。また、UV照射した桑葉に対しカイコの食下量は低下し、味覚受容器の応答レベルも減少していた。UV照射を受けた桑葉では庶糖が著しく減少することが食下量低下の一因と考えられた。昆虫による食害が少ないゼンマイの抽出物を人工飼料に添加してカイコに与えたところ、摂食阻害的な反応が得られた。そこで、ゼンマイ中の成分を分析したところ、配糖体と思われる大きなピークが認められた。この物質は、配糖体分解酵素であるベータグリコシダーゼ処理によりグルコースが解離されることから、配糖体であることが確認され、カイコの摂食を阻害する作用をもつことが明らかになった。植物中での物質の生成、代謝機構およびそれら物質に対する摂食阻害機構の解明については新規課題の中で引き続き検討する。
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| カテゴリ |
カイコ
桑
ぜんまい
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