| 課題名 |
寄生蜂由来の寄主発育制御因子の作用機構(66) |
| 課題番号 |
1994003481 |
| 研究機関名 |
蚕糸・昆虫農業技術研究所(蚕糸昆虫研)
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| 研究分担 |
生産技術生体情報・人工飼料研選択情報研
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| 研究期間 |
完H03~H05 |
| 年度 |
1994 |
| 摘要 |
寄主ー寄生蜂間の発育制御機構をin vitro培養系を用いて明らかにするとともに、天敵寄生蜂の人工増殖技術の確立を図る目的で試験を行った。5齢4日以降のカイコ幼虫血液を15~30%加えた培地中では寄生蜂胚子は良好に発育し孵化に至るが、本来の寄主であるアワヨトウ幼虫の血液を加えた培地では胚子は正常に発育しなかった。さらに、アワヨトウ血液から発育抑制物質の精製を進め、リボフラビンの光化学反応生成物であることが知られるルミクロームを単離・同定した。ルミクローム、リボフラビンをそれぞれカイコ血液に加えた培地において寄生蜂卵は16L:8D条件下では孵化できなかったが、ルミクローム培地では全暗で孵化した。従って、リボフラビンあるいはルミクロームはin vitro培養系において寄生蜂の発育に対して直接影響を及ぼすのではなく、光存在下でこれらの物質が関与する反応により生成する物質が寄生蜂胚子の発育を抑制すると考えられた。
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| カテゴリ |
あわ
カイコ
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