課題名 | 高蛋白質クワ育種素材の作出(105) |
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課題番号 | 1994003520 |
研究機関名 |
蚕糸・昆虫農業技術研究所(蚕糸昆虫研) |
研究分担 |
生産技術・桑育種工研 |
研究期間 | 完H03~H05 |
年度 | 1994 |
摘要 | クワの形質転換の効率を向上させるために、外植片である冬芽から摘出した葉の様々な部分に傷をつけて培養し、傷の周辺からの不定芽形成の頻度を調べた。その結果主脈付近に傷をつけて培養した場合でに傷の付近からの不定芽形成が起き易かった。このため、アグロバクテリウムを用いた形質転換時には、アグロバクテリウムの感染処理としては主脈付近に感染させるのが最適と考えられた。さらに、ダイズの塩基性7Sグロブリン遺伝子のコード領域をPCR法によって増幅して、バイナリーベクターに組み込んで、これをアグロバクテリウムに凍結融解法によって導入した。これを用いて、クワとタバコで形質転換を試みたところ、タバコでダイズタンパク質を発現する個体が得られた。 |
カテゴリ | 育種 桑 効率的生産技術 大豆 たばこ 品種 |