課題名 | 桑園におけるカミキリムシ類の総合防除法の開発(149) |
---|---|
課題番号 | 1994003569 |
研究機関名 |
蚕糸・昆虫農業技術研究所(蚕糸昆虫研) |
研究分担 |
生産技術・虫害研 |
研究期間 | 継H03~H07 |
年度 | 1994 |
摘要 | 3年間にわたり、桑園におけるキボシカミキリ成虫の発生消長調査を行ったところ、年2回の発生盛期が見られ、品種保存園という特殊環境が影響していると推察された。キボシカミキリおよびカイコ幼虫体表上におけるB.brongniartiiとB.bassiana分生子発芽の様子をSEMにより観察したが、両菌の貫入における相違は判然としなかった。4齢1日目のカイコ幼虫にB.bro.およびB.ba.を注射した際のLC50値は各々6.400、5.7×10conidia/mlであった。菌接種後の血球数の変化に、菌種間で明確な差は見られなかったが、短菌糸への増殖速度はB.ba.で大きく、菌糸体への分化条件が異なると思われた。また菌感染虫の体液pHは、死後硬直が始まるまで一定であることが明らかになった。 |
カテゴリ | 病害虫 カイコ 害虫 桑 効率的生産技術 品種 防除 |