課題名 | トマトの用途別利用適性要素の解明(117) |
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課題番号 | 1994001616 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
盛岡・育種1研 |
研究期間 | 継H04~H06 |
年度 | 1994 |
摘要 | 種々の利用形態と多様な消費動向を前提として、トマト果実の形状、色、化学成分、物理性などについて、用途別の利用適性要素を解明するため、5年度は果実の呈味成分や機能性成分を調査した。供試61品種の糖度は4.0~7.6の範囲にあり、ミニトマトで特に高かった。酸度は0.20~0.57%の範囲で、やはりミニトマトに高いものが認められた。L-グルタミン酸は75.0~468.2mg%の範囲で、加工用品種に高いものが認められ、リコピンも加工用品種で高かった。ビタミンCも幅広い変異を示したが、用途別の傾向は認められなかった。生食用では糖度の高さとともに酸度とのバランスも重要な要素になっており、加工用では色素やグルタミン酸の含有量が重要な要素になっていると思われた。 |
カテゴリ | 育種 遺伝資源 加工 加工適性 機能性成分 トマト 品種 ミニトマト |