| 課題名 |
根圏環境制御による夏秋野菜根群の生育、機能改善(158) |
| 課題番号 |
1994001656 |
| 研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試)
|
| 研究分担 |
久留米・栽培生理研
|
| 研究期間 |
完S63~H05 |
| 年度 |
1994 |
| 摘要 |
暖地における夏季高温期の葉菜類の安定生産を目的に、根圏環境制御による根の機能改善が葉菜類の生育に及ぼす影響を検討した。まず、根圏環境制御のためのかん水と通気の機能を持つ地中埋設パイプを試作した。本装置を用いた夏期のホウレンソウ栽培では、生育促進効果が土壌の種類で異なり、砂壌土では有効であったが火山灰土では効果を認めなかった。根圏温度に対するホウレンソウの養分吸収及び生育特性を把握するため、土耕と水耕で検討した結果、22℃が好ましく、17℃では低く、28℃では高過ぎた。ホウレンソウの温度に対する顕著な生育反応を体内成分の面から明らかにするため、キュリー温度パイロリシスガスクロマトグラフィーにより有機成分の比較を行った。多数の熱分解産物のピークが得られ、その主要な13のピークを同定した。この中で、酢酸、アセトニトリル、クレゾール、テトラメチルフェノールが生育ステージや根圏温度の影響を大きく受けた。ここで得られた知見は基礎的情報として、研究機関に受け渡す。高温に対する葉菜類の生理反応は複雑であり、さらに基礎研究の積み重ねが必要である。
|
| カテゴリ |
環境制御
生理障害
ほうれんそう
|