課題名 | 画像処理技術等による外観品質判定技術の開発(203) |
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課題番号 | 1994001702 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
施設生産・機械利用研 |
研究期間 | 完H04~H05 |
年度 | 1994 |
摘要 | 高品位キャベツの選択的収穫のための基盤技術の開発を目的とし、4年度はキャベツの外観形状と品質の相関を解析すると伴に、画像処理手法による収穫個体と土壌、マルチの分離方法を検討した。春どり、秋どりとも結球径と結球重量の相関は高いが、春どりの場合は収穫適期の判断には結球硬度が大きく影響していた。5年度は生育中のキャベツ画像を取り込む2軸制御装置を試作すると伴に、キャベツ結球部を抽出する画像処理手法を開発、検討した。2軸制御装置は、パソコンを中心に、カメラをキャベツ上方に移動する制御プログラムの起動とピント合わせのためのカメラの上下移動を制御できる。結球部抽出画像処理には、昼白色蛍光灯を用い、その認識面積の精度は、夏どりで-30%、秋どりで-60%であった。なお、本課題は総合的開発研究「軽労化農業」中の課題「REC-ID#N040500」に移行して継続実施する。 |
カテゴリ | 画像処理 キャベツ 軽労化 |