課題名 | 幼苗時における根系調節(219) |
---|---|
課題番号 | 1994001718 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
花き・緑化植物研 |
研究期間 | 継H05~H08 |
年度 | 1994 |
摘要 | イチョウの種子を催芽し、初生根が5mm程度に伸びた時点で先端部2mmを切断してポットに定植する方法で育苗した苗を材料に、早い時期の根系調節が根群改善と地上部成長に及ぼす影響を調べた。初生根切断の効果は3次根以降の高次根の発生数に表れ、秋季までの総根量は2倍以上に増えた。これに伴い地上部の成育も良くなり、とくに分化葉数と葉重が増加する効果が認められた。シャリンバイでも同様の効果が認められたが、断根効果はイチョウより少なかった。一方2、3次根が発根した後の断根、すなわち1次根の一部を残して6月頃に大半の根を断根した場合は、その後の発根及び地上部成育をともに大きく阻害した。断根効果が大きい処理時期についてさらに詰める必要がある。 |
カテゴリ | 育苗 いちょう 管理技術 栽培技術 |