課題名 | レタスうどんこ病菌の寄主範囲(236) |
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課題番号 | 1994001737 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
盛岡・病害研 |
研究期間 | 完H04~H05 |
年度 | 1994 |
摘要 | レタスうどんこ病の伝染環を明らかにするため、キク科野草など14種の植物に本病菌を接種した。発病が認められたのは、レタスの野生種と、レタスと同属のトゲチシャ(2生態型)のみで、他属のキク科野草(オニノゲシ、オニタビラコ、セイヨウタンポポ、ノボロギク、ヤナギタンポポ)や他科の野草では発病しなかった。盛岡市と郡山市の自生トゲチシャでうどんこ病の発生が確認され、それから採取したトゲチシャ菌はレタスに病原性を示した。また、トゲチシャ菌とレタス菌の形態的特徴はほぼ一致した。以上の結果、トゲチシャがレタスうどんこ病の伝染源となる可能性が強く示唆され、本病の防除対策にとって重要な基礎知見が得られた。 |
カテゴリ | 病害虫 うどんこ病 きく 病害虫防除 防除 レタス |