課題名 | タバココナジラミの吸汁による寄主植物の病変現象の解明(259) |
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課題番号 | 1994001758 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
環境・虫害2研 |
研究期間 | 完H03~H05 |
年度 | 1994 |
摘要 | タバココナジラミ新系統の発生により起こる各種野菜の異常症について、その発生実態と発生機構を解明しようとした。当初、原因不明のトマト果実の着色異常症が多発し問題となったが、これはタバココナジラミ新系統の幼虫が果房の下葉に葉当たり80頭(3、4齢幼虫)以上寄生すると起こり始めることを明らかにした。また、8科22種の野菜を供試し、本害虫の幼虫を寄生させて、茎葉および果実の白化症、葉のchloroticspotの発生の有無を調査するとともに、野菜の種類による感受性の違いを考察した。残された問題としては、セリ科野菜などの感受性野菜における経済的被害許容密度、トマト果実の着色異常症の感受時期、分子レベルでの発症機構などである。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 せり タバココナジラミ トマト 病害虫防除 |