課題名 |
昆虫病原糸状菌Verticillium lecaniiのアブラムシ類に対する有効性の評価 |
課題番号 |
1994001773 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試)
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研究分担 |
久留米・虫害研
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研究期間 |
新H05~H07 |
年度 |
1994 |
摘要 |
ナス、キュウリなどの果菜類ではミナミキイロアザミウマ、ハダニ類、アブラムシ類などの重要害虫に対して生物防除を主体とした総合防除法の開発が進められており、ミナミキイロアザミウマとハダニ類についてはヒメハナカメムシ類やチリカブリダニなどの利用が可能になりつつある。アブラムシ類については微生物天敵(Verticillium lecanii)や寄生蜂の利用が欧米では行われており、わが国でもこれらの天敵の利用が期待されている。本研究では、わが国における土着のV.lecaniiのアブラムシ類の発生に及ぼす役割を解析するとともにその増殖利用の可能性を明らかにする。5年度には、露地ナスのモモアカアブラムシにおいて本菌による病死虫が秋期に高率で見られることを明らかにした。
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カテゴリ |
病害虫
害虫
カメムシ
きゅうり
なす
病害虫防除
防除
ミナミキイロアザミウマ
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