餌料動物プランクトンの分離・培養と利用(64)

課題名 餌料動物プランクトンの分離・培養と利用(64)
課題番号 1994005903
研究機関名 養殖研究所(養殖研)
研究分担 環境管理・餌生研
研究期間 延H05~H09
年度 1994
摘要 水中に浮遊する微少動物プランクトン、繊毛虫の中では、少毛類に属するoligotrichsが優占的に出現し、中でも Strombidium属とStrobilidium属の種が多かった。五ヶ所湾における、これらの種の鉛直分布においては、数は表層水中に多く、深度の増加とともに減少した。1観測点における繊毛虫の出現の季節変動を調べた結果、虫体数は、5,067~50cells/lの範囲で変動し、冬季に増加し、夏季に減少した。この変動と植物プランクトン、および細菌数の変動との間には、負の相関が認められた。なお、夏季における繊毛虫数の減少は、動物プランクトンによる摂食にも起因するものと考えられた。予備的実験においても、いくつかの繊毛虫がCalanus sp.に摂食されることが確認された。
カテゴリ 環境制御 管理技術 季節変動

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