課題名 | 河川・湖沼における放流魚の行動特性(69) |
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課題番号 | 1994005916 |
研究機関名 |
養殖研究所(養殖研) |
研究分担 |
日光・繁殖研 |
研究期間 | 継H04~H06 |
年度 | 1994 |
摘要 | 湯の湖における遊漁場管理技術の向上を目的として、釣りによる資源調査、及び一般の釣り人からの聞き取り調査を行った。湯の湖においては、ニジマスは年間約6tの成魚放流、ヒメマスは約5万尾の稚魚放流により、資源が維持されている。ニジマスでは、放流された魚により春に天然繁殖が行われていることが推察された。ヒメマスは秋に放流した個体が翌年の5月にほとんど漁獲され、その後漁獲量が激減するが、本種の希少価値を考慮すると放流量は現在程度が適当と考えられた。また、カワマスでは近年放流を行っていないため、その資源はすべて天然再生産によるものであるが、0,1才魚の漁獲が減少してきていることから、放流の再開を検討すべきである。 |
カテゴリ | 環境制御 管理技術 繁殖性改善 |