棚田地域の水保全機能の実態解明(20)

課題名 棚田地域の水保全機能の実態解明(20)
課題番号 1994002931
研究機関名 四国農業試験場(四国農試)
研究分担 地域基盤・基盤整備研
研究期間 完H02~H05
年度 1994
摘要 傾斜地の持つ多面的機能の一つである水保全機能の解明のため、香川県中南部の棚田地域と山林地域で降雨による表面流出量を測定した。両調査地域の地質は花崗岩類、谷密度23~27、乾性褐色森林土壌である。棚田地域は6.57ha(水田10.4%、畑3.1%、放棄田4.3%)、高低差56m、山林地域は4.25ha、高低差90mである。表面流出量の測定は3年間行ったところ、1降雨に対する表面流出量は指数関数で相関が高く、この量は棚田地域が山林地域より50~150%程度多かった。流出率(降雨量に対する流出量の比)が30%以下の場合が86%であり、降雨後の流出時間(降雨前の流出量への回復時間)が1~10日程度と長かった。これらの現象から、両地域とも貯留能力が大きい。したがって、4月のしろかき時期を除いて用水が確保できる。今後、他の流域の実態についても検討する予定である。
カテゴリ かき 傾斜地 水田 中山間地域

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