課題名 | 傾斜地カンキツ作の快適省力化のための小型汎用機械化技術体系の実証(50) |
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課題番号 | 1994002945 |
研究機関名 |
四国農業試験場(四国農試) |
研究分担 |
地域基盤・機械化研 |
研究期間 | 継H05~H09 |
年度 | 1994 |
摘要 | カンキツ作の主産地である愛媛県吉田町を対象に、労働負担の少ない快適で省力的な作業技術を実現するために小型汎用機械の導入を目指す。機械の導入可能な園内作業道として、幅80cmの道路を樹体1ないし2列おきに造成し、現場の土を使用してセメント(13%)と土壌凝固剤(0.3%)を混和する土質安定処理を施すことによって、簡易に安定走行が可能な路面を造成することができることを明らかにした。この方法で、現地に20aの実証圃を造成した。また、歩行型でその場旋回でき、機体幅が800mmで薬液を空気流にのせて遠方集中散布できる超小型風筒式防除機を開発した。本機による薬液の有効到達距離は15mであり、傾斜地カンキツ園に適合した防除機であった。 |
カテゴリ | 病害虫 傾斜地 省力化 中山間地域 汎用機 防除 その他のかんきつ |