課題名 | マメ科作物ウイルスの発生分布とその特性の解明(91) |
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課題番号 | 1994002988 |
研究機関名 |
四国農業試験場(四国農試) |
研究分担 |
生産環境・病害研 |
研究期間 | 継H05~H09 |
年度 | 1994 |
摘要 | ソラマメのウイルスによる減収機構を明かにするため、ソラマメ幼苗にソラマメえそモザイクウイルス(BBNV)、ソラマメウイルトウイルス(BBWV)、インゲンマメ黄斑モザイクウイルス(BYMV)およびクローバー葉脈黄化ウイルス(CYVV)をそれぞれ接種し、本圃に定植してウイルス感染が収量に及ぼす影響を調査した。BBNV感染では大島在来では30~50%、さぬき長莢では40~70%、陵西一寸では50%の減収が認められた。BBWV感染では3品種でそれぞれ50~70%、70%、40%、同様にBYMV感染では10~30%、40~50%、20%の減収であった。CYVV感染ソラマメでは最も症状が激しく、3品種とも収穫皆無の状態であった。幼苗感染では4種類のウイルスいずれも大きな被害を及ぼすことが判明した。 |
カテゴリ | 病害虫 いんげんまめ 管理技術 栽培技術 水田 総合防除技術 そらまめ 品種 |