課題名 | プロトプラスト等の不活化技術の確立(53) |
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課題番号 | 1994003012 |
研究機関名 |
四国農業試験場(四国農試) |
研究分担 |
作物開発・育種工学研 |
研究期間 | 継H03~H07 |
年度 | 1994 |
摘要 | 非対称細胞融合した雑種をDNAレベルで解析する手法を開発する目的でRAPD法の改良を検討した。2段階RAPD法は通常のRAPD法よりも安定した再現性が得られた。アンゲロニアと金魚草を対称細胞融合処理して得た植物体4個体について2段階RAPD法を行ったところ、多型は検出されたが、バンドパターンはアンゲロニアのものと似ていた。それらの個体は形態的にもアンゲロニアに酷似していた。このことから、供試個体は、両植物の融合処理をした(シングルペアー形成率5~8%)にもかかわらず、アンゲロニア由来の非融合細胞のみが再分化した可能性、または融合細胞において金魚草由来DNAのほとんどが消失した可能性もあり、多種類のプライマーによりさらに検討を要する。 |
カテゴリ | 育種 金魚草 |