課題名 | 果樹における突然変異の効率的誘発に関する緩照射と急照射の比較(213) |
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課題番号 | 1995000557 |
研究機関名 |
農業生物資源研究所(生物研) |
研究分担 |
放育・放育法2研 |
研究期間 | 完S58~H06 |
年度 | 1995 |
摘要 | ナシ黒斑病罹病性品種‘二十世紀’‘おさ二十世紀’‘新水’にガンマ線の緩照射および急照射を行い、耐病性突然変異の誘発を図ってきた。これまでに、葉切片を用いた黒斑病の簡易検定法により、‘二十世紀’から9系統、‘おさ二十世紀’から6系統、‘新水’から1系統の耐病性突然変異体が得られた。得られた変異系統はいずれも中位の耐病性であった。このうち、‘おさ二十世紀’の1系統(IRB 502-12T)および‘新水’の1系統(IRB 502-11T)は急照射によって誘発された変異体である。IRB 502-12Tでは、他の葉形質において劣悪な形質が認められた。また、‘二十世紀’からの変異体にガンマ線の再照射(緩照射と急照射)を行い、より耐病性の強い系統を得ることが出来た。 |
カテゴリ | 育種 簡易検定法 品種 |