課題名 | キャベツ収穫機の開発(20) |
---|---|
課題番号 | 1995004089 |
研究機関名 |
生物系特定産業技術研究推進機構(生研機構) |
研究分担 |
園芸工学・野菜生産研 |
研究期間 | 完H05~H06 |
年度 | 1995 |
摘要 | 5年度試作の1号機を改良するとともに、愛知県、岩手県等23箇所で適応性の検討を行った。キャベツの引き抜きから切断、積込みまでの工程は円滑であり、多くの品種や栽培条件への適用性が認められた。通常、0.2m/s前後の速度で作業が行え、好適な条件では1秒に1個の速度(約0.3m/s)で収穫が可能であった。改良型の2号機は、8箇所で試験を行った結果、1号機と同等以上の性能が得られ、作業時の安定性、取扱い性も向上した。多くの場合、収穫されたキャベツの95%以上は出荷可能であり、機械的損傷や切り口の汚損は少なかった。コンテナには110~150個のキャベツが収納でき、コンテナ利用の体系では、作業能率3.0a/h、圃場作業効率61%の作業性能が得られた。以上、研究目標を満たす性能が得られた。 |
カテゴリ | キャベツ 栽培条件 収穫機 出荷調整 低コスト 品種 |