課題名 | 大規模汎用水田における土壌理化学性の変動と管理技術の確立(183) |
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課題番号 | 1995002124 |
研究機関名 |
北海道農業試験場(北農試) |
研究分担 |
生産環境・水田土壌研 |
研究期間 | 継H06~H08 |
年度 | 1995 |
摘要 | 泥炭地造成圃場の均平精度は、施工の許容限界に収まったが、望ましい値を下回った。造成後期間が経過した圃場では、不陸の程度が大きい。現在の圃場の下には、昔の農道や明渠などが埋もれており、このような下層土の撹乱も、不陸の発生に影響すると推定される。機械作業が困難な水田を調査したところ、平均客土深は基準値を満たしたものの、層厚が不均一であった。安定的に管理するためには、下層の基盤均平、客土深の確保、泥炭の分解を防ぐ地下水位管理、明渠のり面の泥炭分解抑制、撹乱を最小限にする暗渠施工、表面排水改良のための四周排水、練り返しを低減する農道ターン化、などを考える必要がある。 |
カテゴリ | 寒地 管理技術 水田 土壌管理技術 |