課題名 |
アルコール原料用てん菜の生育管理技術の確立(194) |
課題番号 |
1995002131 |
研究機関名 |
北海道農業試験場(北農試)
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研究分担 |
畑作センタ・生産チーム品質チーム
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研究期間 |
継H03~H08 |
年度 |
1995 |
摘要 |
環境負荷軽減に役立つアルコール生産の原料として、てんさいの低コスト生産、安価供給が重要となる。従来製糖原料生産に用いてきた移植栽培に代わる無間引き直播栽培技術開発に向けた生育管理の技術的確立を目的に、6年は一粒点播真空播種機(啓文社KD-400)を用い、株間10、20cmの密度で4月下旬、5月中旬、6月上旬の3時期に播種して、生育、収量を移植栽培と比較した。直播区の根部生育は移植に比べ当然約1か月遅れ、播種期が遅いほど生育量は小さいが、4月下旬、5月中旬播の収穫期根重は移植の70~80%の約4t/10aで、糖分は両播種期とも移植並の17.5~17.9%を示した。直播区の収量が少なかったのは、供試種子が5年の冷害年産で発芽率が84%と低かったこと、苗立枯病予防が充分でなかったことに加え、播種深度が平均3cmでやや深く、変異も大きく株立率が50%に留まったことに因るので、これらの改善が必要である。
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カテゴリ |
管理技術
直播栽培
水田
立枯病
低コスト
てんさい
凍害
播種
輪作
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