課題名 | カンキツにおける自家不和合性遺伝子の解析 |
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課題番号 | 1995001218 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試) |
研究分担 |
口之津・育種研 |
研究期間 | 単H06~H06 |
年度 | 1995 |
摘要 | SDSポリアクリルアミドゲル電気泳動法を用いて、カンキツの自家不和合性に関連すると考えられる花柱のタンパク質の動態を調査した。自家和合性品種では、開花前日と4日前との間で花柱タンパク質の相違は認められなかった。一方、自家不和合性品種では、開花4日前に認められなかった26KDのタンパク質が開花前日に発現した。さらに平戸文旦では、開花前日に26KDのタンパク質と共に25KDのタンパク質も発現した。以上のように、この特異的タンパク質は自家不和合性が不完全な4日前では出現せず、自家不和合性が完全な開花前日に出現することから自家不和合性の発現に関与している可能性があることが推測できた。 |
カテゴリ | 自家和合性品種 台木 品種 その他のかんきつ |