課題名 | 果樹の品種・系統判定技術の確立(110) |
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課題番号 | 1995001296 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試) |
研究分担 |
栽培・栽培1研 |
研究期間 | 継H05~H07 |
年度 | 1995 |
摘要 | ナシ属植物の未展開葉からゲノムDNAを抽出し、プライマーとの間でRAPD法を行い、品種判定を試みた。プライマーの一次スクリーニングでは、著しく品種特性が異なる4品種のナシDNAを用いて、211種類のプライマーについてRAPD法を行ったところ、74種類のプライマーに4品種間の著しいバンドパターンの差異が認められた。日本ナシ、西洋ナシ、アオナシでは類縁関係が低いので、複数のバンドパターンがこれら3種間で異なるプライマーのみを選択した。これらのプライマーについて、9品種に増やして二次スクリーニングを実施したが、類縁関係の高い‘菊水’と‘幸水’に着目し、この品種間で異なるバンドパターンを示すプライマーを選択した。現在のところ、21種類のプライマーが有効であることを確認している。 |
カテゴリ | 育種 西洋なし 日本なし 品種 |