生理活性物質によるニホンナシみつ症の抑制(180)

課題名 生理活性物質によるニホンナシみつ症の抑制(180)
課題番号 1995001364
研究機関名 果樹試験場(果樹試)
研究分担 栽培・栽培2研
研究期間 完H01~H06
年度 1995
摘要 ニホンナシ‘豊水’のみつ症の発生機構の解明と、その防止技術について検討した。みつ症発生組織のGA活性は高く、GAを散布すると発生は促進され、GA生合成阻害剤を散布すると抑制された。一方、みつ症が発生しやすい条件下の果実の蒸散は低く、みつ症抑制に有効なクレフノンを散布すると果実の蒸散は促進された。また、みつ症が発生しやすい条件下の果実の膜のカルシウム輸送活性は高いことを明らかにした。これらのことから、みつ症発生にGAと蒸散、カルシウム及びカルシウム輸送活性が密接に関連しており、これらを制御することによってみつ症発生を防止できることを明らかにした。当初の目的の成績が得られたのでこの課題を完了する。
カテゴリ 栽培技術 成熟異常 輸送

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