ナシ黒星病菌の変異と病原性分化機構の解明・制御(220)

課題名 ナシ黒星病菌の変異と病原性分化機構の解明・制御(220)
課題番号 1995001403
研究機関名 果樹試験場(果樹試)
研究分担 保護・病害1研
研究期間 継H01~H07
年度 1995
摘要 ‘幸水’から分離した黒星病菌は、‘幸水’のみに病原性を示した。また、‘マメナシ12’からの分離菌は‘マメナシ12’のみに病原性を示すものと、‘マメナシ12’及び‘幸水’の両方に病原性を示すものに分かれた。そこで、これらをそれぞれレース1、2及び3と名づけた。‘巾着’は3つのレースのいずれにも抵抗性(免疫性)であった。黒星病菌のrRNA遺伝子のITS領域に制限酵素部位の違いがあることが明らかになった。ITS2領域の制限酵素地図は、ナシ黒星病菌のレース1及びレース3に共通し、レース2とは異なった。ITS1領域のTaqI断片のパターンは一部を除き、ナシ黒星病菌とセイヨウナシ黒星病菌で異なった。ナシ黒星病菌の未発芽胞子及び発芽管の細胞内にエステラーゼ活性が検出された。また、胞子、菌糸及び培養ろ液中にエステラーゼ活性が検出された。DPFは菌の胞子発芽及びクチクラ下菌糸(subcuticular hyphae)の形成を阻害するとともに、胞子から抽出したエステラーゼの活性も阻害した。
カテゴリ 病害虫 簡易検定法 黒星病 抵抗性 抵抗性品種 病害抵抗性 防除

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