課題名 |
果樹害虫の天敵細菌の探索(256) |
課題番号 |
1995001437 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試)
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研究分担 |
保護・天敵微研
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研究期間 |
継H03~H07 |
年度 |
1995 |
摘要 |
新たに分離されBacillus thuringiensis serovar sottoに属する2菌株、すなわち122-1株及び128-11株の鱗翅目害虫に対する殺虫活性を明らかにするため、既存の基準株とAF101株を対照株にして、これら菌株の菌液を12種の供試幼虫に経口投与し毒性について調査した。対照株の基準株とAF101株とは供試幼虫の全種すなわちチャノコカクモンハマキ、チャミノガ、コナガ、マエウスモンキノメイガ、ウドノメイガ、モンシロチョウ、カイコ、サクサン、モンクロシャチホコ、チャドクガ、マイマイガ、アメリカシロヒトリに対し毒性を示したが、新分離株の122-1株と128-11株の両者はマイマイガには無毒であり、これまでの結果と合わせると、分離2菌株はドクガ科及びヒトリガ科に対し無毒であることが分り、同じ鱗翅目の仲間であっても種に特異な殺虫活性を示すことが明らかにされた。
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カテゴリ |
病害虫
うど
カイコ
害虫
防除
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