課題名 | 環境調和型・省エネルギー養液栽培装置の開発 |
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課題番号 | 1995003906 |
研究機関名 |
国際農林水産業研究センター(国研センタ) |
研究分担 |
沖縄・作物栽培研地力維持研 |
研究期間 | 単H06~H06 |
年度 | 1995 |
摘要 | 国内の養液栽培には安定した電力供給が前提となっている。従って、この技術を直ちに熱帯や亜熱帯に導入することはできない。そこで、高温下で電力を用いず、また栽培期間中の養液の分析も必要としない、そして路地に設置可能な栽培装置の開発を行った。装置の構造は養液貯留タンク・栽培ベッド・栽培ベッド側部に設けた養液面調整槽・栽培ベッド底部に設けた養液供給溝により構成されている。栽培ベッド内には底部より順に雨水収集波板、養液供給シート、防根布、培地(チップ状の多孔体)、培地飛散防止ネットまたは透水、通気性不織布が設置されている。この装置により石垣島の高温期にトマトを栽培した結果、土耕栽培と同程度の質ならびに量の収穫物を得ることが可能であった。 |
カテゴリ | 亜熱帯 栽培技術 省エネ・低コスト化 トマト 養液栽培 |