課題名 | 熱帯の畑作における有害線虫の耕種的防除の開発 |
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課題番号 | 1995003937 |
研究機関名 |
国際農林水産業研究センター(国研センタ) |
研究分担 |
生産利用(主研) |
研究期間 | 新H07~H09 |
年度 | 1995 |
摘要 | 熱帯においても畑作物の線虫害は大きく、その被害回避法として農薬の使用を最小限にとどめて、作付体系、有機物施用などを組み合わせた耕種的防除法の確立が強く求められている。すなわちラッカセイ、ワタ、オカボ、トウガラシなど有害線虫に抵抗性を有し、かつ経済性の高い作物の作付体系への導入と蚕ぷんなど熱帯地域で未利用の有機物を活用して線虫密度抑制と土壌改良を図り、作物の線虫害を耕種的あるいは生物的方法によって回避することが望まれる。そこで、リョクトウ、トウモロコシ、野菜類の圃場において蚕ぷんなど有機物の施用が有害線虫の密度に及ぼす影響を明らかにするため、土壌微生物、小動物、自活性線虫などの動態を調べる。また、ネコブセンチュウ抵抗性作物の作付体系への導入前後の有害線虫の密度の増減と作物の生育及び収量との関連を明らかにする。 |
カテゴリ | 病害虫 抵抗性 とうがらし とうもろこし 土壌改良 農薬 防除 らっかせい わた |