課題名 | 牧野草地におけるレアメタル類の動態制御技術の開発-レアメタル類蓄積性牧野草の検索(129) |
---|---|
課題番号 | 1995001132 |
研究機関名 |
草地試験場(草地試) |
研究分担 |
環境・土肥2研 |
研究期間 | 継H05~H09 |
年度 | 1995 |
摘要 | 牧野草の中からレアメタル類を高濃度に吸収蓄積する植物を検索し、牧野草を利用したレアメタル類の汚染防除技術を確立する。6年度は草地試場内の、施肥歴のない場所から70草種、87サンプルを採取し、酸による湿式分解後誘導結合プラズマ質量分析装置(ICP-MS)でレアメタル類を分析した。その結果、「最大濃度/平均値」の数値から判断して蓄積する能力の高い草種が見いだされた元素と、そうでない元素が認められた。蓄積能力の高い草種としてはウツボグサ、イヌワラビなどがあり、それらに高濃度で含まれる元素としては、クロム(Cr)、ニッケル(Ni)、コバルト(Co)、ランタン(La)、セリウム(Ce)、タリウム(Tl)などであった。 |
カテゴリ | 病害虫 管理技術 飼料作物 施肥 せり 防除 わらび |