環境の空間構造が昆虫個体群の動態に与える影響の解明(81)

課題名 環境の空間構造が昆虫個体群の動態に与える影響の解明(81)
課題番号 1995000653
研究機関名 農業環境技術研究所(農環研)
研究分担 環境生物・個体群研
研究期間 継H06~H10
年度 1995
摘要 4株のキャベツを2段階の栽培間隔(密植区0.2m、粗植区1m)で植え、栽培間隔がモンシロチョウの1齢~3齢期幼虫の生存率に与える影響を分析した。この結果、密植区の方が粗植区よりも有意に生存率が高いことが示された(P=0.036)。1齢から5齢幼虫までの各齢への加入個体数の総和を説明変数として、個体群密度が生存率に与える影響を検定したところ、個体群密度が高くなるにつれて生存率が低下する性質、すなわち密度依存性がわずかに認められた(P=0.062)。この密度依存性の強度は密植区の方が粗植区よりも有意に高いことから、密植区では個体群動態がより不安定であることが示唆された(P=0.035)。
カテゴリ キャベツ

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