課題名 | ジニトロアニリン系除草剤の土壌中における動態と土壌生物に対する影響解析(112) |
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課題番号 | 1995000685 |
研究機関名 |
農業環境技術研究所(農環研) |
研究分担 |
環境生物資材動態・除草動態研線・動物研 |
研究期間 | 完H04~H06 |
年度 | 1995 |
摘要 | トリフルラリンの土壌中における動態を異なる栽培条件下で解析し、さらに本薬剤の線虫に対する影響を調査した。トリフルラリンの土壌中への地下移行性は低く地表面に残留するが、残留性は半減期が1ヶ月以内と概して短い。また、分解に対して栽培作物種、有機資材の投入、薬剤投入量による明確な差異は認められなかった。土壌吸着性は砂丘未熟土でほとんど吸着されないが、土壌炭素含量が異なる褐色低地土及び黒ボク土でほぼ同じ吸着性を示し、土壌吸着には炭素含量の他に粘土組成、薬剤の水溶解度など多くの要因の関与が示唆された。圃場に棲息する11種の線虫の中でピンセンチュウが最も感受性が高く、棲息数の減少が認められた。 |
カテゴリ | 病害虫 栽培条件 除草剤 薬剤 |